名古屋OCDの会掲示板 2077582


これが行動療法?

1:キラキラ:

2010/08/30 (Mon) 20:00:27

初めて投稿させてもらいます。昨年の5月から10月までの間外に出ないで家の清掃 手などの洗浄 祈りの儀式を行なった結果半年して外に出てみると外の世界が凄く気になるようになっていました。このままではいけないとの思いでなごやメンタルクリニックを受診する事に決めました。

初診の日家の中の確認に加えてその日は台風がくる日で外の確認までしてしまい。初めて新幹線に乗りたくさんの人が座った座席に座り 土の付いたバックが頭の上をいき お尻が顔の前を通り。 駅でもたくさんの人がいて ゴミ箱があり 階段を降りると次に降りる人の靴の土が落ちてくる。帰路も同じ思いをして帰り家では洗浄と正直ヘトヘトで。もう名古屋には行かないと思ったのですが岡嶋先生の面接までは受けようと思い同じ思いをして面接を受け行動療法について教えて頂きました。






2:キラキラ :

2010/08/30 (Mon) 20:10:45

先日地元のスーパーに行った時今までは側を人が通る度にビクビクして ゴミ箱の側は大きく遠回り買い物を済ませると走って車に乗り落ち着くまでに時間がかかっていたのが 今回は落ち着いて買い物が出来て今までは触れなかった下の棚の商品を手に取る事が出来ている自分に驚く余裕も出来 車までも不安を感じようとゆっくり歩いて行けて今までと比べて苦しみは3/4 疲れ方は半分程になっていました。これが行動療法?と思うと名古屋に行って本当に良かったと思える様になっていました。

あの時にスーパーで感じた感覚をまた味わいたい。だけどまだ今の私には先生方が行われる行動療法をする自信がない為自分で出来る限り手洗いなどの洗浄を減らしたりたくさんの人がいる中に行ったりして不安に慣れる様に頑張っているところです。そこで経験者の方に質問です。手洗いなどの儀式をやらない間はどんな事を考えたりどのような事をしてこられましたか?また外に出たり苦手な事をする時はどうしても緊張してしまい神経を使ってしまいます。そのような時はどうされましたか?まだまだ何もわからない私にどうか教えて下さい。よろしくお願いします。
3:ピコ :

2010/09/02 (Thu) 22:35:43

行動療法をする自信なんて全くなかったです。

  「なんでそんなことまで しなければならないの?
   そんなことできる訳ない!」と思っていました。

  やらない者が自信なんてある訳ないですよ。やって初めて自信がつくものでした。

 そのことが初めて解りました。
 さらに、「解ったことが自信につながる。」ということも体感しました。

 自信がない → やらない → 何もやれなくなる → 怖いから自分の殻や家に閉じこもる → 
 どんどん怖いものから逃げる → 嫌なことは他人におしつける → 思いどうりにならない
 自分のことをわかってくれない → 家族に八つ当たり → 自己嫌悪 → 一層自信がなくなる

 なんてね。 自分の過去を思い出しました。


行動療法後、3ヶ月間手洗いをしなかった。
それまでは、ひどいときには何時間も洗っていたことも度々。

「この病気を治すのだから、手洗いをしない!」
ただそれだけを考えていました。
私たち患者は「どうでもいいことに頭でっかち、考え過ぎ」です。
ですから、全て単純にしたほうが良いと思いました。

 洗うか洗わないか・・・0か100か?
 これも強迫的と言われれば、それまでですが。
 なんと言われても良い。
 今の自分には「手洗い厳禁」と言い聞かせました。


確かに緊張度はMAXで休まる暇がなかった。
帰宅後は疲労困憊(ひろうこんぱい)。ぐったりと完全休養という状態。
しきりに睡眠時間を気にしていました。

今は毎日が楽しい。
疲労もない。
緊張感ゼロという怠け者。

とはいうものの、強迫観念に囚われっぱなし。
囚われたって良い。
健常者に近い日常生活ができれば、それで十分。

囚われているのは儀式をしているからです。
本当はその儀式も皆無にしなければいけないのでしょうけど・・・。
そんなことをしていたら、また逆戻りかもね?

それだけはしたくないけど、そんな完璧に儀式排除もできません。

いいころ加減で良しとしています。
4:キラキラ :

2010/09/04 (Sat) 17:50:44

ピコさん書き込んで下さり本当にありがとうございました。一文一文が心に響き私もピコさんの様な考え方が出来る様に毎日が楽しいと思える様に早くなりたいです。

手洗いなどの儀式には時間も体力もお金もかかる。その分やりたい事も欲しいものも我慢。だから私は逃げているのではないとずっと思っていました。

しかし自信がないから不安になり儀式をやってしまう。やっぱり逃げていたんだと気づきました。

やりたい事や欲しいものを我慢するより儀式を我慢して不安に慣れる必要があったんだと気づきました。

でもやっぱり「〜したい」より「恐怖」がまだ強いです。

今は手洗いを減らす事。今までは少しでも周りで音がしたら手洗いをやり直し何時間もかかってしまい訳がわからなくなっていましたがそのような事はだいぶなくなりました。でもやっぱりまだ不安です。その不安と必死に戦っている事に周りは気づいてくれない。それでもいい。「恐怖」より「〜したい」の気持ちが勝ってくれる日がくるのを今は信じています。


5:ピコ:

2010/09/04 (Sat) 19:54:51



ダメです。


>「恐怖」より「〜したい」の気持ちが勝ってくれる日がくるのを今は信じています。
    待っていたら、何時まで経ってもその日は来ません
    私は30年間無駄な日々を送ってしまいました。
    そうなってはいけません。

    踏み出す一歩が怖い。
    その当時の私も、今の私も同じことです。
    初めの一歩を踏み出すことです。

 
 クリニックを訪れたのなら、原・岡嶋先生に全てを任せて
 チャレンジしてください。
 というよりも、先生方の指導を上回るような行動をしてください。

 このような立派な先生方に巡り会えたことを転機にしてください。



 物音に怯える手洗い
 誰もわかってくれない辛さ
 私も同じでした。

「私たちの病気を理解してくれ」と期待するのは無理です。
自分が変わるしかありません。
自分の思考回路の悪循環・日常生活の悪癖を断ち切るしかありません。



6:キラキラ :

2010/09/09 (Thu) 18:25:13

ピコさんいつも本当にありがとうございます。同じ経験をされた方の言葉は重みがあり励みになります。

確認が始まり18年。洗浄が始まり15年。その後もいろんな儀式により無駄な時間を費やしてきて今はその時間を取り戻そうと必死です。

今までどうして良いか分からなかった事が先生方にお会いした事が大きな転機になりました。

それからは不安に慣れる事で恐怖に勝てる日がくるようにと自分なりにやってきたつもりでした。

昨日、およそ1年ぶりに洗ったり拭いたり出来ない物を家の中に入れました。『強迫性障害を自宅で治そう』の本です。今までは自分なりのやり方でしたがこれから行動療法について勉強です。




7:ピコ :

2010/09/09 (Thu) 18:36:41

行動療法は勉強するものではありません。

  実践することです。

 単純明快なことですが、これが難しい。

 でも、この病気を「治す」には挑戦するしかありません。

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