名古屋OCDの会掲示板 2073642


初めまして。

1:ぴよこ :

2013/11/12 (Tue) 11:12:48

突然書き込みをしていいのか分からず迷いましたが、同じOCDで苦しむ方々とお話したくて書き込みました。
30代女性です。

私は病気の感染に対する強迫観念があります。
中でもエイズへの恐怖心がすごく、インフルエンザや風邪などには全く恐怖心はありません。
元々強迫性障害は高校生の頃からあり、その対象は特定の人や場所だったり、戸締まりだったり、色々変化しています。

エイズへの恐怖心は数年前から始まりました。
もちろん、身に覚えは全くありません。変な言い方ですが、異性関係については非常に地味でまじめな人生を送ってきました。大きな手術を受けたことなどもありません。

今年になり、初めての子どもを出産しました。
子どもを思う気持ちから、もしこの子に何かあったらどうしよう、と怯えるようになり、その恐怖心から、主人に保健所でエイズ検査を受けてもらうことまでしました。(身に覚えがないので、もちろん陰性でした。また、自分自身は妊娠中に産婦人科で検査があり、陰性だったのでそこは安心、納得しています。)

主人にも検査を受けてもらい、そこで安心できるはずだったのですが、今度は保健所での検査を受けたことによって、逆にそこで感染してきたのでは?という強迫観念が出てきてしまいました。
私の思考回路は、保健所でのエイズ検査→エイズの人が集まる→ウィルスが溢れていて感染する。というもので、家族を始め、心療内科の医師からも、そんな事はありえないことだと言われていますが、自分ではその恐怖心から逃れられず、とうとう主人と別居することにまでなりました。

あと、買い物にいって、普通に商品を買うこともできません。
もし血がついていたら?そこから感染したら?と考えてしまい、商品に汚れがないか、穴の開くほど見て、少しでも気になることがあれば買うことができません。すぐにその場を立ち去り、しつこく手を洗います。
買ってから汚れに気がついた時は、捨ててしまいます。
血を連想する赤や茶色の汚れに、過敏に反応してしまいます。

どんどん強迫性障害がひどくなり、日常生活や子育てにも支障が出てきています。

今は実家の助けを借りていますが、ずっとこのままでいいわけがなく、自分のためにも子どものためにも、早く治して、普通のお母さんになりたいです。
家族も、訳の分からない私の強迫観念に、疲れてきている様子です。

今はなごやメンタルクリニックの先生が書かれた本を読みながら、何とか自分を奮い立たせようとしているところです。

同じOCDで悩む方々の努力を知ることで、私も頑張ろうと思います。

もし、子育てしながらOCDを克服された方がいらっしゃれば、お話伺いたいです。
2:あきら:

2013/11/13 (Wed) 15:48:09

はじめまして。
私の強迫性障害の症状とすごく似ています。
私も子供が生まれて一年くらいで発症しました。
私の場合は離婚に至ってしまいました。
子供が一番可愛い時期を強迫性障害で過ごしてしまいました。
今では9割ほど治りましたが、失われた日々はもどってきません。
早く良くなることを祈っています。
3:ST :

2013/11/13 (Wed) 17:24:55

ぴよこさん、こんにんちは。

20代後半の男性、未婚の者です。
現在、自分の通院しているクリニックの心理士さんに自分と似たことで苦しんでいる方がいるからと、
この掲示板を教えていただき、初めて書き込ませていただきます。
自分もまだHIV恐怖を全然克服できていないので、大したことは書けませんが、こういった人間も
いるんだということを知っていただければ幸いです。
時系列に沿って、自分の状態とどんな内容の治療を受けたか、生活・気持ちの変化などを
つらつらと書き込ませていただきます。
他にこの掲示板を読む方もいると思いますが、書き込みの内容には差別的な内容も含まれている
かもしれませんが、他意はないのでご容赦下さい。

まず最初の頃の自分の状態です。
自分もぴよこさんと同じく、血液・HIVのことが気になってしまい、怖く、ありとあらゆるものを
HIVに結び付けて考えてしまっていました。
そうなるきっかけは自分の場合は、ぴよこさんとは異なり乱れた性生活があり、避妊なしの状態で
外国の方と性行為をしたのがきっかけでHIVのことが頭から離れなくなりました。何回も数え
きれないくらい検査を受けました。
適切な時期に検査を受けて陰性を確認したのですが、検査を受けるまでの期間にネットなどで
調べすぎたのがいけなかったのですが、世界に一人しか確認されていない新型のHIVのタイプが
あり、それが検査でわかるかどうかわからないという情報から、そのタイプにかかっているのでは
ないかという不安感と、ぴよこさんと同じように普段の生活のなかであらゆる場面で感染してしまうのでは
ないかという不安感がとても強く、前者に関しては自分の住んでいる地方のHIVの拠点病院を転々と
まわりそこのHIVを専門とする院長に大丈夫か確認したり、血液内科の大学教授の診察を予約して
確認したりしていました。
後者に関しては、自分以外全員HIVに感染しているのではないかといる風に思い、更に机、ドアノブ、
お金などなど、あらゆる場所にHIVがついていると思い、血液のような赤いものなら全くダメで、
血液など赤くなくても人が触ったものなどにも触れることができなくなり、
ほとんど外に出ることもなく、必要最小限で買い物などもゴム手袋などを何枚も
重ねてしたりしていました。仕事中も周囲の目を気にもしながら手袋を付けていました。
ずっとHIVのことが頭から離れないような状態でした。夜も眠れず抗不安薬を眠剤として
服用していました。また、赤いものに触ってしまった場合など頓服としても飲んでいました。
今思い返すと死にたいと考える頭の余裕さえ無かったような状況でした。

そんな中、強迫性障害とは自分では認めたくなかったのですが、似たような症状の改善に行動療法
というもの有効と言われていることを知り、意を決して、自分が住んでいる隣の隣の県の
クリニックに行ってみました。
そこではまず、自分がしていたゴム手袋を外すことから始まりました。それだけでも吐き気が
止まらない感じでした。帰ったら手洗いもキリなくしました。手袋は使わない約束をしましたが、
こっそり使っていました。そういったことことをコソコソしている度に自己嫌悪に陥り凹んで、
こんな状態が続くなら死にたいと思う毎日でした。
その後は、共同の机を触ったり、お金を触ったり、便座を触ったり、そこの心理士さんの
傷口を触ったり、その看護師さんと握手したり、誰のものかわからない血液の付いた
注射後の絆創膏を貼ったり、スピッツに付いた血液を触ったり、自分の傷口につけたり、
最後の方ではそこの血液を触って舐めたりもしました。いわゆるエクスポージャーを
いろいろしました。その途中くらいから手袋はしないでも生活できるようになりました。
手洗いなどを儀式的にしてしまうのは変わりませんでした。血液などの怖い対象は怖いままでした。
2、3週間に1度通っていて、1年くらいが経過していました。
病院の職員も含めての周囲からの支えも大きかったと思います。例えば自分ひとりでは血液を
触った後にすぐに手を洗ってしまうと思うのですが、一緒に誰かがいてくれて耐えることができた
ところも大きかったと思います。

そんな感じで通っていて、そのくらいの状態にはなったのですが、(今もですが)血液など
恐怖対象を回避してしまうことや赤いものに触れたら手洗いを繰り返す行為は変わらず、
他のクリニックにもセカンドオピニオン的に行ってみようと思い、現在通院しているクリニックに
行きました。
そこで自分が印象に残っていることとして、手洗いという回避行動で何を守っているか、回避
しているのか、という心理士さんの問いに、HIVに感染して苦しんで死んでいきたくないと
自分は答えたのですが、「将来を回避しているのではないか」という指摘がとても腑に落ちる
ものがあり、そこからうまく言えませんが何か自分の中で変わった気がします。
そこのクリニックでは、他にもいろいろなことを教えてもらいました。

今の自分はまだ、血液、外国の方、HIVの専門病院、自分がHIVと認識した人、などは恐怖対象で
全然HIV恐怖を克服できていないのですが、何とか生活している感じです。

だらだらと長くなってしまいましたが、自分はそんな感じでした。

ぴよこさんの現在の状況がわかりませんが、自分ひとりで何とかしようとするのはとてもしんどいと
思います。お住まいの地域がわかりませんが、まだどこにも通院されていないようであれば、
一度、行動療法をきちんと行っている医療機関にかかってみてはいかがでしょうか。
行動療法が合う・合わないもあると思いますが。
私見ですが、そこのやり方・スタッフとかと合わなければドクターショッピング的に
他のとこにしてみても良いと思います。相性はとても大事だと思うので。

また、ぴよこさんは、お子さんを出産されているということで、単純にとてもすごいと思いました。
旦那さんに理解してもらうと気持ちも少し軽くなるかもしれないです。

まとまらない文章になってしまい申し訳ありませんでした。

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