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1：ういろ
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2015/07/10 (Fri) 18:15:02
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この掲示板に限らず、強迫症の患者の方がご自分の経験を
書かれる掲示板に、強迫症状が良くなって生活が楽になった
と報告される方がいるのは、よろこばしいことだと思います。
しかし、そこには、良くなってできるようになったことが
書いてある場合はありますが、具体的にどうやって、
何をされて良くなられたのか、が書かれていないことが
多いように思います。これには、もどかしさを感じます。
良くなったという報告自体が少ないように思われるので
なおさらです。
なぜなら、良くなりたいと思いながらなれないでいる、
他の患者にとっては、何をしてよくなったかという情報は、
自分の症状への対処法を見つけるうえでヒントになるかも
しれないからです。
この掲示板に限らず、もし体験を書かれるなら、掲示板で
アドバイスを求められない以上、強迫症状に加えて、
強迫症状への対処法、行動療法として行った内容と、
その時の気持ちや考えを、可能な範囲で、できるだけ具体的に
書いてくださるといいのに、と思います。
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2：岡嶋
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2015/07/11 (Sat) 14:55:33
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しばしば感じることですが，患者さんたちは自分が何をしたから治ったとか，これが効いたという客観的な陳述をできる方はまれです。
「今の体験を書きませんか」と促しても，「まだこれくらいしか治っていないのには，書けない」とおっしゃる方ばかり。とらわれからの自由を書いていただくときも，同様で。タイミングを逃すと覚えていない方が多いものです。たとえば昨日の体験を話してくださって，その時におっしゃった言葉をカルテに書きとめておいて，それを数か月後に話してもそれは自分が言ったことですか・・・というほど忘れていらっしゃいます。面白いですね。嫌なことはいやなときによく思い出して，よくなったときには嫌だったときのことを正確には思い出せないようです。思い出せたことだけが，本当かどうかにかかわらず記憶に残ることになるようです。
よくなるというのは毎日の少しずつの変化で，髪の毛が延びるようなものと似ているのかもしれません。
これをやったからというのは，変化を起こすほんの一つの要因にすぎず，その他もろもろの事情が回復に貢献するように思います。治療者要因なんて，その中でもホントに小さい小さいものです。
書ける人は，自分で本が出せる人だと思います。時々いらっしゃいますよね，体験記とかを書ける方。それは本当に一部の才能ある方々だと思います。
たまに暇があればカウンセリングのときに聞き取りしながらその人の記録をまとめてさしあげて，それをたたき台に体験記にしてもらえる場合もありますが，それが最初からできるならカウンセリングはいらないですよね。一人でグルグル考えて前に進まないのでそれを他者と会話して整理していくと早く解決するということがよくあるのだろうと思います。
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3：ういろ
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2015/07/12 (Sun) 01:59:38
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ご回答ありがとうございます。
多くの場合、患者本人には、何がきっかけで治ったのか、は分からない、
少しでも時間がたつと覚えていない、ということですね。
では、ERPも変化を起こす一要因にすぎず、患者さんたちは、ERPをしたから
治ったとか、ERPが効いた、というのは自分では分からない、ということ
ですか？
どうしてもERPをできなかったのがするようになったとか、治療から逃げなく
なったということのきっかけは、患者本人には分からないし、必ずしも治療者
のおかげとはいえない、という意味ではないのですか？
ただ、先の書き込みで申し上げたかったのは、ある程度まで回復した方が、
それまでを振り返って体験記を書く場合のことではないのです。
時々通院したりカウンセリングを受けたりしながら生活の中で治療（ERPなど）
を続ける方が、そのことを日記のようにこまめに掲示板に書かれる場合に、
それまでその方にとって嫌なこと、否定的なことばかり書いてあったのに、
ある時、急に、症状が軽くなって生活が楽になった、と書いてあると、
その間に何かがあった、何をしたのだろう、と思ったわけです。
いずれにしても、他の患者の治療経験をあまり頼りにしてはいけなかったかな、
と思いました。
前から、いつかOCDの会の集まりを見学してみたいとは思っていますが、
できないでいます。
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4：くみ
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2015/07/12 (Sun) 13:01:56
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調子がいいときは、掲示板見ないし、書き込むより、やりたかったことをやる方が多いからでは？
突然、がらっと変わったことを言い出す方は、気づいたからだと思います。
OCDって深いです。ドロドロしてます。
私は今、後退してますが、本当の問題に気づきかけてます。立ち向かえない、迷路にはまってます。
なんだか、回答になってもないし、纏まってませんが、全ては気づきと、努力した人勝ちな気もします。
あくまで、自分との闘いだと思います。
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5：くみ
:
2015/07/12 (Sun) 13:07:28
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あぁ、今月ひとつだけ進歩。
自分から、電話して、 お店にランチの予約をしました。
お友達と会う約束をしたので、無駄に時間を使わせては申し訳ない、とドキドキで壊れそうになりながら、なんとか予約しました。
それだけですが、その日はいつもより、気分よかったです。
こういうことかもしれませんね。。
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6：ういろ
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2015/07/13 (Mon) 15:18:03
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くみさん
書き込みありがとうございます。
私も後退していて、きっかけを探しています。
「気付き」が、少し引っかかります。何に気付くのか。本当の問題とは何か。
強迫症状にとらわれたときが、変われる好機にもなるような気はしますが。
それはさておき、くみさんの行動から参考になるのは、
つまり、心配や余計な考えが現れても、それに流されず、
やるべきこと、やると決めたことは思い切って実行する、ということ
でしょうかね。
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7：くみ
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2015/07/14 (Tue) 11:13:57
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それがコツコツできれば最高なんですけどね(苦笑)
なかなか、できない日が多いです。
でも、やろうと思えばできたのだから、甘えなんでしょうか。
目標が定まりません。
動機がうわついてます。
だから、失敗したり、後退するのだと感じてます。
そして、その目標を考えるにあたってぶつかったのが、OCDの症状以外の問題だったり。
気づきというよりは、もう少し自分に関心もって生きてこればよかったなぁという想いです。
いい娘すぎた気がします(笑)←今も。